こんばんは
ちょくだいはんです。
辛いものが好きです。
前回紹介した、地獄ラーメン辛味増しの記事はこちら↓↓↓
横浜家系 鶴一家 辛いものが好きすぎるので布教することにする ① - チョクダイ・ハンがカメラと地域活性化で暇人の暇を侵略するブログ
諸君は辛いものはお好きだろうか。
辛いものを食べれると思ったらヨダレが止まらないし、
何食べたいか考えた時に、辛いもの以外出てこない。
辛いもの以外を食べるのを、勿体ないと思うレベルである。
辛いものがなくなったら食べるものがなくなって死ぬまである。
もはや、重度の依存症である。
ラーメン屋で隣の客がちょっとひいてたので、不安になって調べてみたら、中毒や依存性は比喩でもなんでもないことが分かったので共有することにする。
辛いもの依存症とは
通常、食べ物を食べたときに感じる味は「味覚」として感じるが、辛いものを食べた場合は味覚ではなく「痛覚」として体は感じとるそうだ。
そして、人間の体は痛みを感じた時、痛みを和らげようとアドレナリンを分泌し始める。
このアドレナリンの分泌を確認すると、エンドルフィンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの脳内物質も分泌されるわけやけど、
エンドルフィン、またの名を 脳内麻薬 という。
、、、麻薬て。
パワーワードすぎるぅぅ。
ペンシルバニア大学で嫌悪感の研究を行う心理学者であるポール・ロジンによると
自然の中で辛味を好む動物は確認されておらず、ラットを使った実験でもスパイスの入った食物は避けられることが判明した。
一方で、ラットに少量ずつスパイスを混ぜた食物を摂取させ続けたところ、しばらくするとラットはスパイス入りの食物を選び始めた。
この過程を「良性のマゾヒズム」と呼ぶ。
「Disgust: The Body and Soul Emotion」
そう、私はマゾなラットと同じだったのだ。
出血などの危険のない痛みを求めて、無事食べ終えたことの達成感に浸り、辛みが引き起こす脳内麻薬に依存しているという状態である。
どこで道を踏み外してしまったのか。
辛いの食べれる兄ちゃんかっけぇ、という弟の羨望を得るため、カレーのココイチでは見栄を張って4 辛。
水を爆飲みしながらなんとか完食。次は3辛にしよう、と毎回思っていたものだ。
それが気づけば脳内麻薬中毒のマゾなラット。
泣ける。
きっかけの目星はついている。
マツコの知らない世界で辛いもの特集をされた次の日、新宿野村ビルの地下の中華屋、陳麻婆豆腐で、火鍋つけ麺を食べた事だ。
衝撃の旨さで、以来、辛いものにどハマりしていったわけだが、未だにこれを超える旨みと痺れを備えた飯には出会っていない。

- ジャンル:四川料理
- 住所: 新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル B2F
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- (写真提供:ほそも)
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【火鍋つけ麺】
辛さ :★★★☆☆
深さ :★★★★☆
自由度:★☆☆☆☆
辛くしてと頼むけど、変化はあまりない。
麻婆豆腐もとても美味しいので、300円でミニマーボーと頼んでくれ。
辛いの苦手な人はエビチリとかチャーハンとかを横で食べててくれ。
花椒油と肉の油の旨みが凝縮しており、ザクザクとした玉ねぎの食感が素晴らしい。
口が痺れてきた頃に、ちょこんと乗っているトマトの爽やかな酸味が染み渡る。
新宿によったら是非オススメしたい。
はっ、、、流れるようにお店の紹介をしてしまった。
もう助からないと思ってくれて構わない。
しかし、辛いものにはたくさんのメリットがある。
メリット①:代謝、血行を良くする
唐辛子に多く含まれるカプサイシンは、代謝と血行を良くします。体を温め、冷え性も解消。
メリット②:脂肪の分解とコレステロールの吸収を抑える。
メリット③:アンチエイジング
唐辛子には、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンCが豊富に含まれ、アンチエイジングに有効な抗酸化作用もある。またカプサイシンには、皮脂の分泌を調整する働きがあり、抗酸化作用と合わせて、肌をキレイにする効果が期待できる。
メリット④:疲労回復
代謝があがり、老廃物の排出をすることで、疲労回復の効果あり。
メリット⑤:むくみ改善。
血行が改善されることでむくみ予防にも。
メリット⑥:コミュニティの創成
辛いもの好き同士で仲良くなりやすい。
絶対数が少ない関係上、辛いもの好き同士は固まる傾向にある。
これは辛いものでないと難易度があがると思ってくれて構わない。
「酸っぱいもの好き」→「え、じゃぁ酸辣湯麺食べに行こう」 難しい。
「甘いもの好き」→「へー、そうなんだ。意外〜〜!(今度こいつとじゃなくて、親友とケーキバイキング行こ。)」
「辛いもの好き」→「え、じゃぁ今度蒙古タンメン食べに行こう!!!」
この違いをお分かりだろうか。
メリット⑦:辛いもの好きだと店員さんと仲良くなれる。
辛さMAXの食べ物をサーブする際の店員さんは、「完食してくれるかな?大丈夫かな?」と思っている。
そこに追加で「辛味足してください」ってお願いした時は、「オメェ、まだいけるというのか?」と思っている。
例外は、ない。
そしてその期待と疑いを越えてきた客はもはや客ではなく、勇者。
暴力的な辛さの化け物を、時にはむせ、時には汗だくになりながら少しずつ丁寧に片付けていく姿をみて、心踊らない店員がいるだろうか、いや、いない。
もちろんデメリットもある。
デメリット①:唇が痛い。
いや、これはもう仕方ない。昔唐辛子は麻酔にも使われていたぐらいで、劇薬ともなりえる。
デメリット②:お腹が痛くなる。(こともある。)
胃腸も含めた内蔵は基本的に鍛えられない。許容量を超えた刺激は、胃腸の粘膜を傷つけ、時には、
「完全にやりすぎた。お腹いたい動けない、、、。」ということもありえる。
(乳製品を食前、食間、食後にとるとよい。)
デメリット③:汗が止まらなくなってどんびかれる。
ハンカチは必須。基本的にハンカチを持っていても追いつかないので、席は洪水になります。デートの時はオススメしない。
ただ、気にせず一緒に汗だくになりながら辛いもの食べてくれる方がパートナーなら、それは大事にした方がいい。
汗だくになるほどの辛さまでは求めてないけど、辛いものは基本的に好きで、隣でハンカチをさっと出して汗を拭いてくれる方がパートナーなら、それは、100年に1人の天使なので、今すぐ結婚した方がいい。僕と。
さて、メリットデメリットを紹介した訳だが、何事もほどほどがよい。
普段飲んでるコーヒーや水にさえ致死量があるのだ。
暑くなってきたこの頃、辛いもので食欲増進はどうだろうか。
長くなってきたのでここらへんで、2回目の布教活動を終わろうと思う。
オススメの辛いものがあれば是非教えて頂きたい。
脳内麻薬中毒でマゾなラットの
ちょくだいはん